山行日
 平成15年 8月 30日(土)〜31日〔日〕 雲


コースタイム
 30日  金山発7:30⇒名古屋高速・東名阪道⇒四日市IC⇒朝明駐車場8:45/9:25〜
       羽鳥峰10:50/11:10〜白滝谷出合(昼食)〜ヒロ沢幕営地18:45

 31日  ヒロ沢幕営地7:30〜タケ谷出合9:50/10:05〜根の平峠10:40/10:50〜
      朝明駐車場11:55⇒湯ノ山温泉入浴14:05⇒名古屋高速・東名阪道⇒金山15:30
 
参加者   東海支部.支部友会員10名  



御在所岳と雨乞岳を源として北流する愛知川は
花崗岩の転石輝く明るい谷である。
切り立つ絶壁や巨岩の間を遡上しながらの渓谷美を
支部友の仲間にも楽しんでもらいたくて
8月の月例山行として計画した。

この二日間の天気予報は曇、降水確率40%…
雨が降らなければ良しとして朝明に向かった。

ここの駐車場は普段は無料だが、土.日だけは有料となり
予定していた林道奥の駐車場までも入らせてもらえない。
仕方なく装備.食料を詰め込んだザック(14`)を背負って
林道を30分も余分に歩くはめになってしまった。


 登山道の入口から
 30分も登ると羽鳥峰819mに辿り着く。

久々に背負った重いザックでの
登りはさすがに疲れる。
ここで一息入れて
白滝谷へと向かう。
本流と合流する白滝谷出合の河原で
昼食のソーメンを茹でることにした。

ストックを利用して三脚を作り
そこに鍋を掛けるのである。

茹で上がったソーメンは
玉ねぎネットに入れ
清流でさらす。
ご覧のように冷た〜い.美味し〜い
ソーメンが大自然の中で
味わえるのである。

薬味はネギ、シソ、ショウガ
「うぅーん、うま〜い!」


満足げな仲間の笑顔!


 お腹がいっぱいになったら
 沢に入る準備です。

「こうするんだったかな?」
スリングの付け方を復習するYさん。
さぁー いよいよ沢遡行へ…
「うゎー 冷た〜い!」

でも、いったん入ってしまえば
「気持ちい〜い!」
大きな石の間をぬって
川上へと遡上です。
快適な遡行も
目の前にはだかるゴルジュで
立ち往生。

川底が抉られ
背丈以上の深さになっている。
重いザックを背負って
泳ぐわけにもいかず
急斜面を登って
高巻きをすることにした。


そして、岩壁をアップザイレンで下りた。

初めて経験する人達には
大冒険であったが
安全ロープはしっかり付けてある。
何事も体験して上達するのです。


 腰、胸までの深さにビックリしたり… こんな所をへつったり…

素晴らしい景観を楽しみながらの遡行です

夜は焚き火を囲み飲んで歌って大宴会!
しかし、この写真?
後ろを向いて服を乾かしている姿です。
明け方に雨が降ったけれど
フライが張ってあるので
ツエルトでも快適に眠れたよ。

翌朝は雨も止み沢遡行を続行!
大瀞の鉄橋を頭上に見て
タケ谷出合までの沢歩きを楽しんだ。